マグネシウム(Mg)

猫の「必須ミネラル」。神経の興奮を抑制するほか、体温や血圧の調整、筋肉収縮、ホルモン分泌、さらにはエネルギー代謝にも関わっている。
フードの「リン」「カルシウム」「カリウム」「脂肪」「たんぱく質」が高濃度だと、マグネシウムの吸収率が低下する。
猫はフードのマグネシウム含有率が2.5%(乾物)を超えると、尿中のマグネシウムが多くなり、ストルバイト結石が形成されやすくなると言われている。

主な働き:神経機能維持、エネルギー代謝、体温・血圧調整、筋肉収縮、ホルモン分泌
欠乏した場合:成長障害、筋力低下、けいれん
過剰摂取した場合:ストルバイト尿石症のリスク増
主な給源:豆類、藻類など
体内で蓄積される場所:骨(70%)、筋肉、体液