食物アレルギー

摂取した食物に対して異常な反応を示すこと。嘔吐や下痢、強いかゆみが生じる「アレルギー性皮膚炎」などを発症する。
食物アレルギーは「たんぱく質」が主な原因と考えられている。
猫の食物アレルゲンは「牛肉」「乳製品」「魚」が80%を占め(※)、過去に食べたことがあるものとされている。
食物アレルゲンを調べるには、「除去食試験(食物アレルゲンになり得る原料を除いた食事を与え、症状が改善するかどうか調べる)」を行う。しかし、アレルギー性皮膚炎はハウスダストが原因のこともあり、そもそもアレルゲンが何なのかを特定できないことも多い。
食物アレルゲンが判明した場合は、獣医師指導の下、「療法食」か「家庭食」を与える。

※『小動物の臨床栄養学 第5版』/インターズー