たんぱく質

「三大栄養素」の一つ。80個以上の「アミノ酸」が結合したもの。①生体を構成する(皮膚、結合組織、骨格など)、②酵素、③運動器官(筋肉の収縮)、④免疫、⑤情報伝達物質、⑥糖質、脂質、酸素などを輸送する、⑦エネルギー源になる、などさまざまな働きを持つ。
猫は完全肉食動物であるため、たんぱく質の要求量が高い。「AAFCO」の推奨値は成長期なら最低30%以上(乾物)、維持期なら最低26%(乾物)以上。健康な猫に推奨されるたんぱく質は、3045%(乾物)。
ただし、たんぱく質源である肉に多いリンを過剰摂取すると、腎臓病の進行を加速させると言われており、「ライフステージ」や健康状態に適した量を過不足なく与えることが大切。