猫はルックスだけでなく、しぐさも愛くるしいですよね〜。
悶絶級にかわいいポーズをしたり、
見ているだけで肩の力が抜けてしまうユニークな姿態を見せてくれたりと、
私たち猫好きに至福の一時を提供してくれます。
そんなわけで、meow編集部が独断で選んだ「たまらん猫しぐさベスト10」を
発表いたしま〜す!
1位「小首をかしげる」

こちらも小首をかしげたくなるかわいさ。 ©Shutterstock
首をかしげ、目をまん丸にしてじっと見つめる表情。これは猫が興味を惹かれるものを見つけて「何? 何?」と、真剣に見つめているしぐさです。さらに好奇心を刺激されると、鼻の周りを膨らませてヒゲを前に向けるようになることも。
2位「ヘソ天」

調子に乗ってモフると噛まれる猫トラップにご用心。 ©Shutterstock
おなか丸出しの寝姿は心からの安らぎと信頼の証。急所のおなかをこんな無防備にさらけ出して眠れるのは、周りを安全と信じ切っているからこそ。 また、寒いと体を丸めて熱発散を防ぐ猫が、体を伸ばしておなかを見せるのは、暖かい場所にいるときだけです。
3位「前足フミフミ」

職人のごとくせっせと作業します。 ©Shutterstock
猫のフミフミは子猫が母猫の乳首をさぐり、母乳の出が良くなるようにおっぱいを押す行動のなごりと言われています。もともと子猫のしぐさですが、成長しても毛布や飼い主さんの体など母猫を思い出させる柔らかいものをフミフミしてしまう猫もいるのです。
4位「ペロペロ毛繕い」

顔を洗う時がとくにかわいい♥ ©Shutterstock
体を清潔にして、狩りの邪魔になる体臭を消すための行動ですが、心を静めるヒーリング効果もあります。そのため、怒られたり恥ずかしい失敗をしたりして、ストレスを感じたときもグルーミングをすることが。これは“転移行動”と呼ばれています。
5位「目を隠して寝る」

熟睡していること多し! ©Shutterstock
眠っている猫をふと見ると、前足で顔を隠していることがあります。「寝顔を見られるのがイヤなの?」などと思ってしまいますが、これは周囲が明るくてまぶしいため。また、あまりにも眠くて薄暗い場所に移動できないため、こんなポーズでしのいでいるとも言われています。
6位「喉鳴らし」

もっとなでてーという声が今にも聞こえてきそう。 ©Shutterstock
のどをゴロゴロ鳴らすのは、猫がリラックスしていて、とても気持ちの良いとき。信頼する人になでられて心地良く感じるときや、ごはんをねだって甘えるときにのどが鳴ってしまうのです。また、母猫が子猫をあやすためにのどを鳴らすこともあります。
7位「アンモニャイト」

時には完璧な円を描くことも! ©Shutterstock
寒さに弱い猫は、気温が下がると頭と手足をおなかにつけて丸くなります。こうすることで空気にふれる体の面積が小さくなり、熱が奪われにくくなるのです。急所を隠せる安全な姿ですが、すぐに動ける体勢ではなく、少し警戒心が薄い状態と言えるでしょう。
8位「伸び〜」

あくびと伸びを同時にすることも。 ©Shutterstock
猫にとって伸びは体の柔軟性を保つために不可欠な行動。体を反らせる、体を丸めてつま先立ちになる、下半身のみを伸ばす……と大きく分けて3つのスタイルがあります。伸びをした後、「さあ、いくぞ!」と行動することもあれば、そのままスヤスヤ寝てしまうこともありますよね。
9位「香箱座り」

ちんまりした姿がかわいいですよね。 ©Shutterstock
猫が前足を体の下にしまい込む座り方は、お香を焚くための道具を入れた香箱に似ていることから「香箱座り」と呼ばれます。四角いながらもまん丸とした不思議なフォルムは猫だからこそ実現できるもの。ガラスや透明な板を置き、猫の香箱座りを下からも見られるようにしている猫カフェもあります。
10位「顔や頭をスリスリ」

あらゆるものをスリスリする猫もいます。 ©Shutterstock
猫が頭や顔を家具などにスリスリするのは、頬や顎のあたりから分泌されるフェロモンを付け、自分の縄張りであることを主張するのが目的と言われています。飼い猫の場合は飼い主に体をこすり付けることがよくありますが、「ワタシのモノ!」なんてアピールしたいのかもしれませんね。
あなたの好きなしぐさはランクインしていましたか?
かわいくて奥深い猫しぐさですが、じつはその時の猫の心理を表してもいます。
それを知って適切に接することで、猫との距離はより縮まりますよ。