筆者は猫をテーマにした本を年間100冊くらいはチェックしています。
猫の写真集は、そのうち30冊前後といったところでしょうか。
昨今は良くも悪くも、プロカメラマンだけでなく、アマチュアも写真集を出せる時代です。
プロ顔負けの作品もありますし、駄作もあります。
個人的な判断基準ですが、猫の写真で重要なのは「激的瞬間」です。
筆者はライターでありながら猫の写真も撮っていますが、
ある程度写真の知識と経験があれば、
かわいい猫の写真、美しい猫の写真は簡単に撮れます。
だから大事なのは、いかにして「ほかの人には撮れない猫写真」を撮るかです。
これは写真の知識や経験に加え、
猫がいそうな場所、おもしろい絵が撮れそうな場所を探し回るという苦労を要します。
さらに猫と出会う運、“猫運”も必要ではないかと思います。
「ほかの人には撮れない猫写真」は、そのたった1枚にストーリーが感じられ、
何度も何度も見返してしまう。
そして、ふとした時にも思い出してしまうものです。
ここで紹介する猫写真集は、「ほかの人には撮れない猫写真」が多数収録されています。
猫好きならば、買って後悔することはない。
そう断言できます!
『ねこ』岩合光昭/クレヴィス

岩合光昭/クレヴィス/1728円
『ちょっとネコぼけ』岩合光昭/クレヴィス

岩合光昭/小学館/1512円
『みさおとふくまる』伊原美代子/リトル・モア

伊原美代子/リトル・モア/1728円